こんにちは、あふはなです。
2016年10月7日にポンド円でとんでもない下落がありました……。
5分の間で700pipsの下落がありました……。さらにその5分後、往って来い状態で500pips戻るという……。
完全に殺人相場です。退場した人、阿鼻叫喚の人は多いのではないでしょうか？
まさに10年に1回クラス、20年に1回クラスの乱高下ですが、こういう相場にどう立ち向かうべきなのか自分なりの考えをまとめてみるので参考にしてください。
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ポン円で阿鼻叫喚
これが2016年10月7日にポンド円のチャートです。
お・お・恐ろしい……。なんだコレ……。
5分足チャートですが、7円落ちて次の足で5円戻る……ストップすら間に合わずに一瞬で強制ロスカットにかかった人が多いでしょう。しかも思いっきり滑ってのロスカットでしょう。
完全に退場者が出まくる動きです。これはアカンやつです!!!
とんでもない下落or上昇は1年に1回くらいのペースである
上で10年に1回クラス、20年に1回クラスという書き方をしていますが、実はこの意味不明な動きをする殺人的な動きは年に1回くらいのペースでおきます。
FXを始めた初期のころに僕もポンド円で6円くらい一瞬で動いたのを経験しています。
こういう下落が起きるたびに退場者や経済的に絶望する人が出るのですが、もう「10年に1回、20年に1回クラスのとんでもないやつは年1回は起きる」と思っておく必要があります。
対応を真面目に考える
ポンド円はやらない
シンプルな答えですが、この「ポン円はトレードしない」という結論の人って多いですよね。僕も基本的にはやりません。
「暴れ馬」の異名をとるポン円は利が乗ったときの爽快感はたまりませんが、勝ち組になるのであればリスクに敏感になるべきだと思っています。FXで1番ムズカシイ行為は利を伸ばすことです。それをポン円以外でチャレンジすることが大事だと思っています。
ポン円で退場した人がどれだけ多いか……。「この通貨ペアはやらない」1番簡単で1番効果の高い対応です。
10年に1度クラス、20年に1度クラスの混乱相場は「ポンド」絡みで起きることが圧倒的に多いです。
もちろんポンド以外にも「トルコリラ」「レアル」「ランド」でも多い印象です。
ドル円・ユーロドルでトレードする
基本的にどの通貨ペアでトレードしても10年に1度、20年に1度クラスの混乱相場はあります。
が・が・が・が、それでも「ドル円」「ユーロドル」であれば比較的安定しています。動いてもポンド・トルコリラ・レアル・ランドに比べればおとなしいです。
資金管理を徹底する
僕はFXで1番ムズカシイのは利を伸ばすことだと考えています。そして1番大切なのは「損切り」だと考えています。
人によっては1番大切なのは「資金管理」だという人も多いです。特にプロであるファンドは損切りは機械が自動的にやってしまうので「資金管理こそ命」と言いますよね。
実は素人の負け組トレーダーのほとんどは資金にかなりレバレッジをかけてトレードしています。全力トレードをする人も多いです。しかし、10年に1度クラスがおきたときに全力買いをやっていては1発退場です。確定です。復活は当分先になります。
資金管理をして少なめのポジション数でトレードをすることが波乱に巻き込まれるのを防ぐ凄く凄く凄く大事な対応策です。
損切りを徹底する
当たり前すぎる話ですが、逆指値を入れることです。
それでもストップを入れずに放置したままアホールドする人はいます。今回みたいな相場であれば逆指値も全く役に立たずにすっ飛んでいるでしょうが、それでも「逆指値を入れる」というのは絶対の基本でしょう。
FXから株に移る
FXではなくて株式投資に移るという手段もあります。株であれば倒産や違反行為を含む「上場廃止」がなければ基本的に大変動は少ないです。現物であれば追証もありません。FXよりも安全です。
超がつくレベルの大手の株であれば倒産のリスクも少ないのでFX初心者で資金管理ができず全力買いをしてしまう人は対応策としてはこれが1番だと思っています。（笑）
FXの世界に長くいると株の現物取引はすごーーーーーく安全性が高いのが実感できます。
最後に
10年に1度、20年に1度クラスの動きにどう対応するかというタイトルですが、実際には「10年に1度」「20年に1度」クラスの破滅的な殺人相場は年に1回はどれかの通貨ペアであると考えそれほど間違いではありません。
そのとんでもない動きの通貨ペアを自分が持ってないのはたまたまであることが多いです。運が良かっただけということが多いです。